下北沢には劇場が数多くあります。
その中でも、『ザ・スズナリ』が好きです。
僕の目標の一つである『ザ・スズナリ』へと観劇に行ってきました。
やはり良いですね。
勿論芝居も素晴らしかったですが…やはりあのレトロ感が堪りません。
下北沢らしい臭いがプンプンすると言うか…。
芝居臭がプンプンすると言うか…。
いつか来てやるぞ〜っ…て思ったら力が湧いてきました。
話が前後しますが…開演前は劇場前の焼き鳥屋さんへ行きました。
ここもまた古い感じのお店でしてね。
やはり焼とんは最高です。
観劇前だからウーロン茶を頼みましたが…こういったレトロな店でぐでんぐでんになってみたいなあ…なんて事を考えました。
下北沢は落ち着ける…と言うか何か悪い雰囲気を感じないんですね。
街中みんなファミリーだぜって感じ(笑)
個性が強そうな人が多いんだけど…でも御互いに暗黙で認め合っているというか。
自分の方が凄いと言うのは簡単で愚かである。
凄いかどうかの評価は、観て感じてくれた御客様の感性。
表現法にプライドを持つのは大切だが…決して自惚れてはいけない。
才能なんて言葉は嫌いです。
感性が優れている…この言葉も嫌いです。
全て御客様に感じて戴く事。
どの声や音で台詞を発するか…どの態勢で台詞を発するか…どうやったら御客様に伝わるかを考え努力するのが役者です。
言い訳なんてしていたら先はありません。
本や台詞にケチをつける役者は嫌いです。
僕が本も書いているから言う訳ではありません。
昔から大嫌いな事です。
肉体を使って表現するのが役者…ケチをつけた時点で敗けだと思います。
役者のポジションはスタッフよりも下です。
御客様より下です。
舞台よりも下です。
役者とは舞台とスタッフと御客様によって生かされています。
常に感謝の気持ちを持つ事。
常に努力を怠ったらいけません。
いつか下北沢の舞台に立ちたい。
気合い入れよう。