2016年3月27日(日)から始まるWOWOWオリジナルドラマ「カッコウの卵は誰のもの」
人気作家・東野圭吾作品が「幻夜」「分身」「変身」に続き連続ドラマWに登場。「スポーツ遺伝子」を題材に、親子の絆、才能、また真の幸せとは何かを問う医科学系ヒューマンサスペンスだ。
高い運動能力を秘めた遺伝子パターンを持つがゆえに、出生にまつわる危険な事件に巻き込まれる主役の天才女子アルペンスキーヤー風美を演じるのは、NHK 朝の連続テレビ小説「まれ」に主演後、ヒロインを務めたTBS日曜劇場「下町ロケット」、主演映画『orange-オレンジ-』がともに大ヒットを記録す るなど、目覚ましい活躍を続ける土屋太鳳。
現役体育大生で抜群の運動神経を持つ土屋ならではの役柄に期待が高まる。そして、風美を男手一つで育ててきた元五輪選手の父親・宏昌に伊原剛志、物語の鍵 を握る病院暮らしの青年・文也に本郷奏多、冷徹な研究者・柚木に戸次重幸と個性的な役者陣が脇を固める。
また、真野恵里菜、高杉真宙、森永悠希、矢野聖人ら人気若手俳優たちが、人生のある一瞬にすべてをささげるトップアスリートたちの残酷ながらも輝きに満ち た運命を映し出していく。冬季スポーツが注目を集めている今、「ビジネス」と「良心」のはざまで揺れる人間たちの生きざまを描き出していく本作は大きな話 題を集めることだろう。
STORY
親子2代でトップスキーヤーを目指す緋田風美(土屋太鳳)と父・宏昌(伊原剛志)。風美からは、高い運動能力を示す特別な遺伝子パターンが検出され、人目を引く容姿も相まってメディアの注目の的だ。遺伝子研究者の柚木(戸次重幸)は、新たなスポーツビジネス開発のために父娘のさらなる検査を申し出るが宏昌は拒絶。実は風美の出生には大きな秘密があったのだ。
全日本の強化合宿では、風美のほか、同じく“スポーツ遺伝子”を「持つ」がスキーに興味が無い伸吾(高杉真宙)、「持たない」が実績のある恵里香(真野恵里菜)、和真(森永悠希)、年齢的な限界を迎えている翔太(矢野聖人)ら若者たちが、さまざまな想いを抱きながら練習に臨んでいた。ところがそこへ「緋田風美をメンバーから外せ。さもなくば彼女に危害が及ぶ」という脅迫状が届く。その頃、ある病院でひとりの青年(本郷奏多)が子どもたちに「才能」に関する物語を読み聞かせていた…。